僕の彼女を紹介します

あなたはまだ、こんな愛に出会ったことがない ★★★☆☆
[04/韓]2h03 12月11日より丸の内プラゼ-ルほか松竹・東急系にて全国一斉ロードショー

[製作]ビル・コン チャン・フンタク チョ・スヨン
[監督]クァク・ジェヨン
[脚本]クァク・ジェヨン
[出演]チョン・ジヒョン チャン・ヒョク キム・チャンワン チョン・ジェヒョン
[配給]ワーナー・ブラザース
[宣伝]ドラゴンキッカー

WINDSTRUCK:韓国公開2004年6月3日
「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督とチョン・ジヒョンが贈る、もう一つの「彼女」物語。共演は「火山高」のチャン・ヒョク、「エンジェル・スノー」のキム・チャンワン、「誰にでも秘密がある」のチョン・ジェヒョン。

激しい思い込みと強い正義感に燃えるヨ・ギョンジン巡査が引ったくりと間違えて捕らえたのは、実は善良な高校教師コ・ミョンウ。そんな出会いにもかかわらず、二人は強く惹かれあい、恋に落ちる。しかし、二人の日々に、全てを一転する運命の瞬間が訪れる。それでも、彼女を愛し続け、守りたいと願う彼の思いだけは変わらない。どんな遠くに離れても、ニ度と会えなくても、たとえ風になっても、必ず彼女を幸せにしてみせる。そして、奇跡は起こる。

「猟奇的な彼女」は、インターネット小説だったが監督は原作にない延長戦を付けて完成させた。今回は監督がやりたくて製作した作品。「猟奇的な彼女」と「ラブストーリー」のエピソードが似ていたように「僕・カノ」も「猟奇」の主人公が、そのまま登場したみたい。でも後半は意外な展開で、ファンタジーに発展。これが、監督が本当にやりたかった事なのだろうか。嬉しいのは、チャ・テヒョンの特別出演。でもこの登場って・・・。

オフィシャルサイト:http://www.bokukano.jp/

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2004年12月13日 by p-movie.com

ゴジラ FINAL WARS

シリーズ50年、遂に最終作 ★★★★☆
[04/日]2h05 12月4日より日劇2ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー

[製作]富山省吾
[監督]北村龍平
[脚本]北村龍平 三村渉 桐山勲
[出演]松岡昌宏 菊川怜 宝田明 ドン・フライ 水野真紀 北村一輝 ケイン・コスギ 伊武雅刀 水野久美
[配給]東宝株式会社
[宣伝]東宝(株)宣伝部

[GODZILLA FINAL WARS]
1954年の1作目から数えて50年。28作目にして遂に最終作を迎えるファイナル・ウォーズ。出演は TOKIOの松岡昌宏、「インストール」の菊川怜、格闘家のドン・フライ、「あずみ」の北村一輝、「デビルマン」の舟木誠勝、「冬物語」の水野真紀、「マッスルヒート」のケイン・コスギ、「ヒート・アフター・ダーク」の泉谷しげる、「ゴジラ(54)」の宝田明、「怪獣大戦争」の水野久美。監督は、DJ役で出演もしている「ヴァ-サス」「アライブ」の北村龍平。

度重なる戦争と核実験。発達しすぎた科学は地球の環境を歪め、その結果多くの巨大怪獣を生み出すこととなった。地球防衛軍は、対怪獣用戦力としてミュータントを集めた特殊部隊を組織した。ある日、北海道沖で未知の怪獣のミイラが引き上げられる。その調査のために、ニューヨークの国連本部から科学者の音無美雪が派遣される。隊員の尾崎は、その調査の身辺警護のために音無に同行することとなる。ちょうどその頃、世界で怪獣たちが出現。だが突如巨大円盤が現れ、怪獣を消滅させた。円盤から現れた異性人は“X星人”と名乗り、地球人との交友関係を求めてきた。世界各国の首脳たちは、手を結ぶ決断をするのだが…。

ここ数年間の「ゴジラ」作品は、「ハム太郎」と同時上映で90分位の子供向け作品となっていた。が、今回の「ハム太郎」は「犬夜叉」との2本立てとなり、本作は2時間の長編に。しかも最終作ということで、今までに「ゴジラ」シリーズで登場した怪獣が、ほぼ登場。アメリカ版「GODZILLA」も“ジラ”として笑いを誘う。また初期のゴジラシリーズに出演していた宝田明、水野久美、佐原健二や、前作にも登場した小美人役で長澤まさみ&大塚ちひろ も再登場と新旧ファンにもたまらないキャスティング。お馴染みとなったサプライズゲストも多い。ミニラのシーンが幼稚だが、あとは大人鑑賞向け作品。

オフィシャルサイト:http://www.godzilla.co.jp/

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2004年12月6日 by p-movie.com

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

巨大ロボット襲撃 ★★★☆☆
[04/米]1h47 11月27日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[製作]ジョン・アヴネット ジュード・ロウ サディ・フロスト マーシャ・オグレズビー
[監督]ケリー・コンラン
[脚本]ケリー・コンラン
[出演]ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー ジョヴァンニ・リビシ バイ・リン
[配給]ギャガ・ヒューマックス
[宣伝]ギャガ・コミュニケーションズ

[Sky Captain and the World of Tomorrow:全米公開2004年9月17日]
美人新聞記者とカリスマパイロットが、失踪した科学者の謎を追う独特の世界観で描くファンタジー・アドベンチャー。自宅で4年間掛け6分間の短編から認められたケリー・コンラン監督にジュード・ロウが賛同し、プロデュースも兼ねた。共演は「シルヴィア」のグウィネス・パルトロウ、「アレキサンダー」のアンジェリーナ・ジョリー、「コールド・マウンテン」のジョヴァンニ・リビシ、「Taxi 3」のバイ・リン。

1939年、ニューヨーク。そこでは信じられない光景が繰り広げられていた。無数の超巨大ロボットが突如街を襲い始めたのだ!逃げ惑う人々を尻目に、ビルを押し倒し、車を踏み潰し、圧倒的な破壊力を発揮する巨大ロボット。完全にパニックに陥ったNYの街には、警報が響きわたる。「―緊急指令、緊急指令!スカイキャプテン出動せよ!!」

人物以外はすべてCGという映像は、独特の手法で描かれ合成映像。ロボットが行進してくるシーンは、「CASSHERN」のよう。ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウの調査行動は、インディー・ジョーンズのハリソンとケートのようなコミカルなやりとり。「コールド・マウンテン」では、ジュ-ドを裏切ったジョヴァンニだが、今回は天才技師役の007で言うQ役。玩具のような光線銃は、「マーズ・アタック」の変てこ銃を思い出す。最近まで公開されていたロボットものと同じオチなのが気になるが、お正月映画にしてもよかったのに。

オフィシャルサイト:http://www.skycaptain.jp/

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2004年11月29日 by p-movie.com

ハウルの動く城

ふたりが暮らした動く城 ★★★☆☆
[04/日]1h59 11月20日より日比谷映画ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー

[製作]スタジオジブリ
[原作]ダイアナ・ウィーン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」(徳間書店刊)
[監督]宮崎 駿
[脚本]宮崎 駿
[声出演]倍賞千恵子 木村拓哉 美輪明宏 我修院達也 神木隆之介 大泉洋 加藤治子
[配給]東宝
[宣伝]メイジャー

[HOWL'S MOVINGCASTLE]
「千と千尋の神隠し」から3年ぶり、宮崎 駿監督の作品はイギリスの児童文学作家ダイアナ・ウィーン・ジョーンズ原作の「魔法使いハウルと火の悪魔」。今年の9月に開催されたベネチア国際映画祭にてオゼッラ賞を受賞。

舞台は、19世紀末の欧州の近未来画家たちが思い描いた、魔法と科学が混在する世界。ある日、18歳の少女ソフィーは荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆になってしまう!そんな彼女の前に現れたのが、魔法使いのハウル。ふたりは、ハウルの居城で奇妙な共同生活を始めるが、その巨大な城は、なんと4本の足で歩き、人々が恐れおののく「動く城」だった。

ソフィーと魔法使いハウルの戦火の恋を通して、生きる楽しさや愛する喜びを描く物語。今回は余計な予備知識なく素直に見て欲しいそうで、宣伝活動は内容の詳細や解説等をしていないそう。それにしては、物語は唐突に始まり、唐突に終わるという、細かい説明なしに突っ走っていたように感じるので、解説が欲しい。宮崎監督は、自分自身でも物語は把握していないと不思議なコメントを残しているし。どうも「天空の城ラピュタ」と「魔女の宅急便」に、「千と千尋の神隠し」の脇キャラをまぶしたような作品で、新鮮味がなく、いつもの見終わった後の満足感は物足りない。もう一つ位、エピソードが欲しいところ。

オフィシャルサイト:http://www.howl-movie.com/

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2004年11月22日 by p-movie.com

コニー&カーラ

キラキラしてる? ★★★☆☆
[04/米]1h38 11月13日より日比谷スカラ座2ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[製作]トム・ハンクス リタ・ウィルソン ニア・ヴァルダロス
[監督]マイケル・レンベック
[脚本]ニア・ヴァルダロス
[出演]ニア・ヴァルダロス トニ・コレット デヴィット・ドゥカヴニー デビー・レイノルズ
[配給]ユナイテッド・インターナショナルピクチャーズ ファー・イースト
[宣伝]キャシディ

[CONNIE AND CARLA]
「マイ・ビッグ・ファット・ウエディング」で、製作会社を設立したトム・ハンクス&リタ・ウィルソン夫婦の第2弾作品は、又もやニア・ヴァルダロス脚本&出演作品。今回は、「シックス・センス」の母親役トニ・コレットと、女性なのにドラッグクィーンになりすます唄あり踊りありのコメディー。ほかの出演は「Xファイル」のデヴィット・ドゥカヴニー、「雨に唄えば」のデビー・レイノルズが本人役で登場。監督は「サンタクロース・リターンズ クリスマス危機一髪」のマイケル・レンベック。

コニーとカーラは幼馴染みの2人組。スターになる夢を捨てきれず、さびれた空港のラウンジでパフォーマンスをする毎日。しかし、そんな彼女達がひょんなことから殺人現場を目撃してしまう。犯人から追われ、ロサンゼルスのナイトクラブでドラッグ・クィーンになりす。だがこれが大うけ。好きな歌が唄え、有名になることは2人の夢だった。たとえ、ちょっとしたウソがあったにしても、誰が気にするだろう?しかし、そこに犯人が現れた…。

ミュージカルの代表曲が多く使われ、素晴らしい音楽と共に女性の夢や希望、そして愛を描いた作品。男が女性になりすます「トッツィー」「ミセス・ダウト」や、女が男性になりすます「愛のイエントル」、白人が黒人になりすます「ミスター・ソウルマン」、黒人が白人になりすます「チャンス!」など、この手の作品は今までにも沢山製作されているが、この作品はナイトクラブでのパフォーマンスシーンが多く、ミュージカル映画ファンにも満足の作品。いつも幸の薄い役が多いトニ・コレットだが、今回も相変らず愛には恵まれない役。

オフィシャルサイト:http://www.uipjapan.com/connie-carla/

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2004年11月15日 by p-movie.com