映画ナビゲーター 木香の第28回東京国際映画祭日誌(第1回)

東京国際映画祭に合わせて開催された
『Japan Content Showcase 2015』へ行って来た


場所は、ホテル グランパシフィック LE DAIBA
これは、映画の売り買いが行われるフィルムマーケットで、映画祭ではお馴染みの催し。
普通ならバイヤーしか行かないのだが、プレスパスがあると入場が出来て、バイヤー上映も鑑賞することが出来る。
でもバイヤー上映は日本映画ばかりで、別にマスコミ試写でも見れる。では、何故わざわざ行ったかというと、なんとタイで現在公開されている新作上映があったから。
といっても、バイヤー上映で映画祭の公式プログラムに入ってない洋画の場合には、日本語字幕は入っていなくて英語字幕のみ。
でも、タイに行ってタイ映画を劇場で見るときも英語字幕が何故か入っているのだ。しかも、場所は、ホテルの道を挟んで反対側にあるシネマメデュアージュの映画館。
鑑賞出来た作品は、「MAY WHO?」という青春学園コメディだった。

タイでは主に、ラブストーリー/コメディ/ホラーの3ジャンルの製作が多くて、ティーンエージャーをターゲットにした製作作品が多い。これは、入場料が安い(500円位)ので、学生が学校帰りに見に来れるからだろう。
「MAY WHO?」は、心拍数が上がると電気を発する女子生徒が、学園で人気No.1の男子生徒に恋したのを、主人公で友達の男子生徒が後押しをしてあげるという作品。
主人公の男子生徒はマンガを書くのが好きで、彼がマンガを書くと途端にアニメーションになるという演出。
興奮すると周りが感電する(元ネタは「うる星やつら」かな?)という繰り返しの天丼ばかりで、かなりクダラナイのだがバカバカしい映画が好きなタイぽさがあって面白かった。


カテゴリー: 映画祭日誌

2015年10月27日 by p-movie.com