ザ・ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

この結末に納得できますか… ★★★★☆
[03/米]2h11 7月26日よりシャンテシネほか全国順次ロードショー

[製作]アラン・パーカー ニコラス・ケイジ
[監督]アラン・パーカー
[脚本]チャールズ・ランドルフ
[出演]ケビン・スペイシー ケイト・ウィンスレット ローラ・リニー ガブリエル・マン
[配給]]ユナイテッド・インターナショナルピクチャーズ ファー・イースト
[宣伝]UIP映画

[驚愕のサスペンス:THE LIFE OF DAVID GALE 全米公開2003年2月21日]

「ザ・コミットメンツ」「エビータ」「バーディ」「アンジェラの灰」と音楽関係や悲劇作が多いアラン・パーカー監督の死刑制度を取りあげた衝撃作。ニコラス・ケイジのプロダクションが製作する予定だったそうで、製作に名を連ねている。出演は「シッピング・ニュース」のケビン・スペイシー、「ホーリー・スモーク」のケイト・ウィンスレット、「プロフェッシー」のローラ・リニー、「ボーン・アイデンティティー」のガブリエル・マン。

哲学科の教授として死刑制度反対を唱えていたデビッド・ゲイルは、同僚の女性を殺した罪により皮肉にも死刑囚として収監されていた。執行の瞬間を目前に、彼は女性記者を呼び寄せる。「自分の話を手記にしてくれ」という依頼だ。一体それは何のためなのか?次第に明らかになっていく事件の全貌。彼の冤罪を確信していく女性記者。いま、重大な真実が、次第に明らかになっていく。

タイトルからして、よくある冤罪をテーマにした作品かと思いきや、巧に計算されたショッキングな問題作。死刑制度という重い内容を娯楽作に仕立て上げていて、アラン・パーカーらしい作品。拡大公開からミニ・シアターにしたのは分らなくはないが、それなら公開も秋まで延ばしたらよかったのでは。

オフィシャルサイト: http://www.uipjapan.com/davidgale/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2003年7月28日 by p-movie.com