ゴジラ FINAL WARS

シリーズ50年、遂に最終作 ★★★★☆
[04/日]2h05 12月4日より日劇2ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー

[製作]富山省吾
[監督]北村龍平
[脚本]北村龍平 三村渉 桐山勲
[出演]松岡昌宏 菊川怜 宝田明 ドン・フライ 水野真紀 北村一輝 ケイン・コスギ 伊武雅刀 水野久美
[配給]東宝株式会社
[宣伝]東宝(株)宣伝部

[GODZILLA FINAL WARS]
1954年の1作目から数えて50年。28作目にして遂に最終作を迎えるファイナル・ウォーズ。出演は TOKIOの松岡昌宏、「インストール」の菊川怜、格闘家のドン・フライ、「あずみ」の北村一輝、「デビルマン」の舟木誠勝、「冬物語」の水野真紀、「マッスルヒート」のケイン・コスギ、「ヒート・アフター・ダーク」の泉谷しげる、「ゴジラ(54)」の宝田明、「怪獣大戦争」の水野久美。監督は、DJ役で出演もしている「ヴァ-サス」「アライブ」の北村龍平。

度重なる戦争と核実験。発達しすぎた科学は地球の環境を歪め、その結果多くの巨大怪獣を生み出すこととなった。地球防衛軍は、対怪獣用戦力としてミュータントを集めた特殊部隊を組織した。ある日、北海道沖で未知の怪獣のミイラが引き上げられる。その調査のために、ニューヨークの国連本部から科学者の音無美雪が派遣される。隊員の尾崎は、その調査の身辺警護のために音無に同行することとなる。ちょうどその頃、世界で怪獣たちが出現。だが突如巨大円盤が現れ、怪獣を消滅させた。円盤から現れた異性人は“X星人”と名乗り、地球人との交友関係を求めてきた。世界各国の首脳たちは、手を結ぶ決断をするのだが…。

ここ数年間の「ゴジラ」作品は、「ハム太郎」と同時上映で90分位の子供向け作品となっていた。が、今回の「ハム太郎」は「犬夜叉」との2本立てとなり、本作は2時間の長編に。しかも最終作ということで、今までに「ゴジラ」シリーズで登場した怪獣が、ほぼ登場。アメリカ版「GODZILLA」も“ジラ”として笑いを誘う。また初期のゴジラシリーズに出演していた宝田明、水野久美、佐原健二や、前作にも登場した小美人役で長澤まさみ&大塚ちひろ も再登場と新旧ファンにもたまらないキャスティング。お馴染みとなったサプライズゲストも多い。ミニラのシーンが幼稚だが、あとは大人鑑賞向け作品。

オフィシャルサイト:http://www.godzilla.co.jp/


カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2004年12月6日 by p-movie.com