ウォーターボーイズ

男子シンクロ部員募集中 ★★★☆☆
[01/日] 1h33 9月15日よりシャンテ・シネほか全国東宝洋画系にてロードショー

監督:矢口史靖
脚本:矢口史靖
出演:妻夫木 聡 玉木宏 平山綾 竹中直人 杉本哲太 柄本明
配給:東宝
宣伝:東宝

埼玉県立川越高等学校水泳部の文化祭限定パフォーマンスで、男子シンクロナイズドスイミングをモデルに「ひみつの花園」「アドレナリンドライブ」などコメディー映画を撮り続ける矢口史靖監督が映画化。出演は「GTO」や「タイタニック」でディカプリオの吹き替えをした妻夫木 聡、「クリスマス・イヴ」の玉木宏、「しあわせ家族計画」やTVドラマ「ファイティングガール」の平山綾、映画初出演の眞鍋かをり、脇を固めるのは竹中直人、杉本哲太、柄本明、谷 啓。

廃部寸前の唯野男子高校水泳部、部員は3年の鈴木だけ。そこに突然やってきたのが若くてピチピチの女性教師佐久間。大学で水泳をやっていたというこの美人教師に釣られるように、水泳部は溢れかえるが、佐久間がやっていたのは「シンクロ」!。 残ったのは相変わらず間の悪い鈴木と、どこかヘナチョコな4人組。なのに佐久間先生は妊娠して実家に帰ってしまった。プールは他の部に釣り堀にされたのに5人は水を抜いてしまう。弁償するために魚を持ってきたイルカの調教師・磯村の手伝いをしながら、シンクロの練習をする事になる5人組。海で練習していた所をニュースで報道されたのが反響を呼び、学園祭での演舞が決定!!。部員も徐々に増え28名になるが、なんと学園祭前日にトラブル発生だー。

出だしはかなり外しっぱなしだが、竹中直人演じる磯村の登場から徐々に盛り上がる。竹中は水族館の掃除をさせたかっただけなのだが、メキメキとシンクロが上手くなっていくのは、「ベストキッド」と同じパターン。そしてクライマックスのシンクロ・パフォーマンス。これを見るだけでもこの作品を見る価値あり。但し、観客は女子高生と柄本明扮するオカマバーの連中。という事で男同士で見に行くにはちょっと恥ずかしいかも。水泳部の顧問役は杉本哲太だが、やはりここは山下真司に演じてぜひ泣き虫先生を見たかった。一応、1シーンだけ登場するけどね。


カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2001年9月17日 by p-movie.com