スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

巨大ロボット襲撃 ★★★☆☆
[04/米]1h47 11月27日より日劇3ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[製作]ジョン・アヴネット ジュード・ロウ サディ・フロスト マーシャ・オグレズビー
[監督]ケリー・コンラン
[脚本]ケリー・コンラン
[出演]ジュード・ロウ グウィネス・パルトロウ アンジェリーナ・ジョリー ジョヴァンニ・リビシ バイ・リン
[配給]ギャガ・ヒューマックス
[宣伝]ギャガ・コミュニケーションズ

[Sky Captain and the World of Tomorrow:全米公開2004年9月17日]
美人新聞記者とカリスマパイロットが、失踪した科学者の謎を追う独特の世界観で描くファンタジー・アドベンチャー。自宅で4年間掛け6分間の短編から認められたケリー・コンラン監督にジュード・ロウが賛同し、プロデュースも兼ねた。共演は「シルヴィア」のグウィネス・パルトロウ、「アレキサンダー」のアンジェリーナ・ジョリー、「コールド・マウンテン」のジョヴァンニ・リビシ、「Taxi 3」のバイ・リン。

1939年、ニューヨーク。そこでは信じられない光景が繰り広げられていた。無数の超巨大ロボットが突如街を襲い始めたのだ!逃げ惑う人々を尻目に、ビルを押し倒し、車を踏み潰し、圧倒的な破壊力を発揮する巨大ロボット。完全にパニックに陥ったNYの街には、警報が響きわたる。「―緊急指令、緊急指令!スカイキャプテン出動せよ!!」

人物以外はすべてCGという映像は、独特の手法で描かれ合成映像。ロボットが行進してくるシーンは、「CASSHERN」のよう。ジュード・ロウとグウィネス・パルトロウの調査行動は、インディー・ジョーンズのハリソンとケートのようなコミカルなやりとり。「コールド・マウンテン」では、ジュ-ドを裏切ったジョヴァンニだが、今回は天才技師役の007で言うQ役。玩具のような光線銃は、「マーズ・アタック」の変てこ銃を思い出す。最近まで公開されていたロボットものと同じオチなのが気になるが、お正月映画にしてもよかったのに。

オフィシャルサイト:http://www.skycaptain.jp/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2004年11月29日 by p-movie.com