天国の本屋~恋火

願いはかなう。想いは伝わる。 ★★★★☆
[04/日]1h51 6月5日より丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー

[製作]久松猛朗
[原作]松久淳+田中渉 「天国の本屋」(かまくら春秋社刊) 「恋火」(小学館刊)
[監督]篠原哲雄
[脚本]狗飼恭子 篠原哲雄
[出演]竹内結子 玉山鉄二 香里奈 新井浩文 大倉孝二 斉藤陽一郎 香川照之 原田芳雄
[配給]松竹株式会社
[宣伝]メイジャー

ロング・ベストセラーとなった「天国の本屋」と第3作の「恋火」を1つの作品として映画化した心温まる感動作。出演は、「リング」「イノセントワールド」の竹内結子、「ロッカーズ」の玉山鉄二、「深呼吸の必要」「海猿」の香里奈、「ラブドガン」の新井浩文、「ピンポン」の大倉孝二、「うつつ」の斉藤陽一郎、「赤い月」の香川照之、「父と暮らせば」の原田芳雄。監督は「洗濯機は俺にまかせろ」「きみのためにできること」「木曜組曲」「命」「オー・ド・ヴィ」「昭和歌謡大全集」の篠原哲雄。

商店街の花火大会開催に奔走している香夏子は、伝説の”恋する花火”を復活させるため、ある花火師を探し出す。しかしその男・瀧本は花火師を捨てており、自暴自棄な生活を送っていた。同じ頃、天国では、生きているのに何故か「天国の本屋」で働くことになったピアニストの健太が、子供の頃憧れていたピアニスト・翔子(天国では、死んだ年齢から歳をとらない)と再会する。彼女は、ある事件がきっかけで、ピアノを弾けなくなっていた。天国と地上のふたつの出会い。花火とピアノ。果たしてそれらを繋ぐものとは?健太が天国に連れて来られた理由とは?”恋する花火”の行方は?そして健太と香夏子の関係は?

「深呼吸の必要」は沖縄が舞台だったが、こちらの舞台は北海道。香里奈は両作に出演している。原作は両方とも読んでないが、2つの作品を合わせたのは成功していると思う。天国と地上のエピソードが、交互に登場して最後に1つに纏まる構成。かなり強引な展開もあり、気になる箇所もあるがファンタジー好きには見て欲しい作品。「黄泉がえり」「星に願いを。」に続き又もや死をテーマにした作品に取り組んだ竹内結子は、今回一人二役までこなしている。篠原監督は様々なジャンルの作品を製作しているが「月とキャベツ」「はつ恋」のような、ノスタルジー色の強い作品が一番上手いと思う。

オフィシャルサイト:http://www.h-bs.jp/


カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2004年6月7日 by p-movie.com