あの頃ペニー・レインと

C・クロウ監督自伝的ストーリー ★★★☆☆
[00/米] 2h03 3月17日より日比谷みゆき座にて全国東宝洋画系にてロードショー

製作:キャメロン・クロウ
監督:キャメロン・クロウ
脚本:キャメロン・クロウ
出演:パトリック・フュジット ビリー・クラダップ フランシス・マクドーマンド ケイト・ハドソン アンナ・パキン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
宣伝:P2

「セイ・エニシング」「シングルス」「ザ・エージェント」のキャメロン・クロウ監督が、 15歳にしてローリングストーン誌のトップ・ライターになった自伝的ストーリーを映画化。架空のロックバンド・ツアーに同行するウィリアム少年のロード・ムービー。主演は映画初出演のパトリック・フュジット、母親に「ファーゴ」のフランシス・マクドーマン、タイトルのペニー・レインにゴールディ・ホーンの娘で「200本のたばこ」のケイト・ハドソン、この2人はアカデミー賞助演女優賞にノミネートされている。ほか、アンナ・パキン、フィリップ・シーモア・ホフマン。

1973年、15歳のウイリアム・ミラーは自分が書いた学校新聞の記事を送り、伝説的なロック・ライターで「クリーム」誌の編集長に仕事を貰った。早速、ウィリアムは取材に行くが、なかなか楽屋に入れてもらえない。そこへ、ロックスターと寝るだけのグルーピーではなく音楽を愛してバンドを助けるバンドエイドと名乗るペニーレインが声をかけてきた。そこへ、ウィリアムが愛するバンドのスティルウォターが現れ、彼はバンドへの熱い思いを語り楽屋への出入り自由となる。ある日、新聞の記事を読んだというローリングストーン誌の編集者から電話があり、原稿を依頼してきた。ウィリアムは大人のフリをしてスティルウォターに同行取材をする話をまとめて、ツアーに同行する事にする。

70 年代にロックに燃えていた人にはたまらない作品。不思議と70年代のロックは今も色褪せていない。と言っても、この作品は架空のロックバンドの舞台裏を描いた作品。その中にはキャメロン監督の初恋や初体験も描かれています。そして忘れちゃいけないのが厳格な母親を演じたフランシス・マクドーマンド。撮影中に本物の母親が見に来た時は、母親が2人いるようで監督は楽しかったそうです。


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2001年3月26日 by p-movie.com