ALWAYS 三丁目の夕日

夢と希望の国民エンタテインメント映画 ★★★★★
[05/日]2h13 11月5日より日劇2にて全国公開

[原作]西岸良平「三丁目の夕日」(小学館/ビッグコミックオリジナル)
[監督]山崎貴
[脚本]山崎貴、古沢良太
[出演]堤真一 薬師丸ひろ子 吉岡秀隆 小雪 堀北真希 もたいまさこ 三浦友和
[配給]東宝株式会社
[宣伝]東宝(株)宣伝部

1974年から連載が始まり現在も連載中の「三丁目の夕日」を、「ジュブナイル」「リターナー」の山崎貴監督が映画化した心温まるヒューマン・ドラマ。出演は、「姑獲鳥の夏」の堤真一、「鉄人28号」の薬師丸ひろ子、「博士の愛した数式」の吉岡秀隆、「ラストサムライ」の小雪、「深紅」の堀北真希、「バーバー吉野」のもたいまさこ、「茶の味」の三浦友和。

昭和33年、東京タワーが完成するこの年、夕日町三丁目では個性豊かな住民たちが暮らしていた。そんなある日、短気だが家族思いの父・則文と優しい母・トモエ、やんちゃな息子・一平が暮らす自動車修理工場・鈴木オートに、青森から六子が集団就職で上京してきました。一方、工場の向かいに住み、何かと則文と反発しあう駄菓子屋・茶川商店の店主茶川竜之介は、三流少年誌に小説を執筆しつつ細々と生活するしがない小説家。そんな彼が恋心を抱く一杯飲み屋のおかみ・ヒロミのところに、引き取り手のない少年が連れられてきました。ヒロミの店で酔っ払った茶川は、ひょんなことから彼の世話をすることになるのですが…。

昭和33年の1年間を通して描く、夢と希望いっぱいの珠玉の感動と希望の物語。こういう人情味溢れる作品は、松竹が得意とする映画だがVFXジャンルを開拓した山崎監督ならではの作品だし、予算的にも無理かな(「日本沈没」も東宝へ移ったし)。 VFX作品は、見終わっても残らない作品が多いが、この作品は例外。というか、こういう使い方もあったのかと感心。今回は、完璧に子役にやられた。これが、ビックリする位に昭和顔をしている。

オフィシャルサイト:http://www.always3.jp/


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2005年11月7日 by p-movie.com