この胸いっぱいの愛を

未来からの黄泉がえり ★★★☆☆
[05/日]2h04 10月8日より全国東宝系にてロードショー

[製作]平野隆
[原作]梶尾真治「クロノス・ジョウンターの伝説」(朝日ソノラマ刊)
[監督]塩田明彦
[脚本]鈴木謙一、渡辺千穂、塩田明彦
[出演]伊藤英明、ミムラ、勝地涼、宮藤官九郎、富岡涼、臼田あさ美
   吉行和子、愛川欽也、古手川祐子、中村勘三郎、倍賞千恵子
[配給]東宝株式会社
[宣伝]東宝(株)宣伝部

塩田明彦監督の「黄泉がえり」スタッフが再結集し、もうひとつの優しい奇跡の物語を再び贈る。出演は、「海猿」の伊藤英明、「着信アリ2」のミムラ、「亡国のイージス」の勝地涼、「世界の中心で、愛をさけぶ」の宮藤官九郎。

鈴谷比呂志は、かつて祖母に預けられ1年間を過ごした思い出の町、北九州・門司へ出張する。懐かしさのあまり当時過ごした旅館を訪れた彼は、一人の少年と出くわす。それは当時ヒロと呼ばれていた20年前の自分自身だった。鈴谷は20年前の門司にタイムスリップしたのだ。その周辺には鈴谷と同様に現代からタイムスリップした人達がいた。彼らは自分が戻りたい時間に戻されていたのだった…。実は鈴谷は、想いを寄せていた年上の女性・青木和美が、難病の手術を受けずに死んでいった過去を持っていた。しかし彼女は今は自分の前で生きている…。このままでは鈴谷は再び、ヒロは“和美の死”という悲しみに直面してしまう…。

今年は、タイムスリップ作品が多いけど、これはもどき作品。「タイムコップ」という作品で、同じ人物は一緒になるとどちらも存在出来ないというオチだったが、これがそうだとこの作品は成立しないと思ったら、意外なオチだった。未来からの旅人たちが繰り広げる「黄泉がえり」って、「いま、会いにゆきます」だよね?

オフィシャルサイト:http://www.kono-ai.com/


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2005年10月10日 by p-movie.com