ヴァン・ヘルシング

世界の命運をかけた、永遠なる冒険が始まる―。★★★★☆
[04/米]2h13 9月4日より日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[製作]スティーブン・ソマーズ
[監督]スティーブン・ソマーズ
[脚本]スティーブン・ソマーズ
[出演]ヒュー・ジャックマン ケイト・ベッキンセール ウィル・ケンプ リチャード・ロクスバーグ
[配給]ギャガ・ヒューマックス

[Van Helsing : 全米公開2004年5月7日]
「ハムナプトラ」シリーズでミイラ再生を描いたスティーブン・ソマーズ監督が、古典ホラーの大御所モンスターである吸血鬼、狼男、フランケンシュタインが登場する怪物退治ムービー。出演は「X-メン」シリーズのヒュー・ジャックマン、「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセール、バレーダンサーのウィル・ケンプ。

時は19世紀。ヨーロッパ中にその名をとどろかせるモンスター・ハンターであるヴァン・ヘルシングは、ローマ・バチカンの使命を受け、修道僧カールとともに怪物伝説の土地・トランシルバニアへと旅立つ。そこで代々ドラキュラと闘い続けてきた一族の末裔・アナ王女と出会い、世界を制圧しようとするドラキュラ伯爵と、ふたりとの世紀の闘いが始まる。ドラキュラ伯爵が主催する妖しくも豪華絢爛な舞踊会、疾走する馬車の上でのウルフマンとの死闘、フランケンシュタインが持つ謎のパワー。おそいかかる数々のモンスターたちとの闘いの中、ヴァン・ヘルシングは失われた自分の過去と直面することになる。なぜ自分はモンスター・ハンターとなったのか?闘うことは宿命だったのか?カールが見つけた不気味な壁画。そこには、ヴァン・ヘルシングとドラキュラ伯爵、そしてアナ王女の一族の数世紀にわたる不思議な因縁、そして恐るべき秘密が隠されていた。

オープニングで、ヴァンヘルシングがジキル&ハイド博士を退治するエピソードや、武器発明家による新兵器の登場と007を彷彿する展開。ヒュー・ジャックマンは「X-メン」シリーズのウルバリンのように今回も似たような毛むくじゃらに変身。これによりラストに意外な結末が待っているのだが、このエンディングでいいのだろうか? 今回も「ハムナプトラ」シリーズ同様のジェットコースター・ムービー。見終わって、グッタリするほど疲れます。

オフィシャルサイト:http://www.vanhelsing.jp/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2004年9月6日 by p-movie.com