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死を呼ぶ呪いの携帯番号 ★★★★☆
[02/韓]1h42 4月26日渋谷東急よりほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー

[製作]アン・ビョンギ キム・ヨンデ
[監督]アン・ビョンギ
[脚本]アン・ビョンギ イ・ユジン
[出演]ハ・ジウォン キム・ユミ チェ・ウジェ チョ・ジヨン ウン・ソウ
[配給]ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
[宣伝]ドラゴンキッカー

[コネクティング・ホラー:the phone PG-12]
昨年の夏に公開され、ハリウッド映画を含むあらゆるホラー・ムービーの中で韓国史上最高の興行収入を記録した驚異の大ヒット作。出演は「リメンバー・ミー」のハ・ジウォン、TVドラマで活躍するキム・ユミ、チェ・ウジェ、チョ・ジヨン、ウン・ソウ。監督は、韓国のホラー・ムービーの鬼才アン・ビョンギ。

若手ジャーナリストのジウォンは、援助交際に関する記事のせいで脅迫電話に悩まされていた。親友のホジュンは彼女の身を案じて、別宅を隠れ家に提供して携帯の番号を変えるように勧める。だが、新しい携帯番号は呪われていた。たまたま携帯電話に出てしまったホジュンの娘ヨンジュは、突如悪魔が憑依したかのように豹変してしまう。ジウォンは携帯番号を以前に使っていた人達を探ると、3人居たことが分かる。その内の2人は謎の死を遂げ、もう1人は行方不明になっていた。それはジニという名の女子高生。実はジニの行方不明には、ホジュンが関わっていたのだった。

何故ブエナ ビスタがホラーを?と思った人も多いと思うが、こちらの作品はブエナ ビスタ インターナショナル(コリア)が製作した作品。東京ファンタでの上映が決まり、フィルムが届いたブエ(ジャパ)が、作品を見て配給を決めた。東京ファンタで上映がなければ、G社に渡っていたとか。でもブエナは、試写室で上映を開始してからエレベーターが止まったりと怪現象に悩まされて御祓いしたそう。作品は韓国ホラー・ムービーの鬼才だけあり、メチャコワ。かなり中田監督に影響されているようだが、見終わった後は「呪怨」と同じぐらいグッタリする。なかでも子役の演技はスゴスギ。いつも思うんだが、韓国の女性は立場を追い込まれても、何故ああも強いんだろう。

オフィシャルサイト: http://www.movies.co.jp/voice/


カテゴリー: アジア | 映画レビュー

2003年4月28日 by p-movie.com