トランスポーター

スリルとサスペンスがフル・スロットル ★★★☆☆
[02/仏・米]1h34 2月1日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー

[製作]リュック・ベンソン、スティーヴ・チャスマン
[監督]ルイ・レテリエ、コリー・ユン
[脚本]リュック・ベンソン ロバート・マーク・ケイメン
[出演]ジィソン・ステイサム スー・チー マット・シュルツ フランソワ・ベルレアン
[配給]アスミック・エース
[宣伝]メイジャー

[世界射程の最新サスペンス・アクション:THE TRANSPORTER]
東京国際映画祭でも上映されたベンソン印のアクション・ムービー。世界から集められた出演者はガイ・リッチ-作品でお馴染みのジィソン・ステイサム、「ミレニアム・マンボ」のスー・チー、「ブレイド」シリーズのマット・シュルツ、「赤ずきんの森」のフランソワ・ベルレアン。監督はジェッド・リーの「Dannythe Dog」に次回作が決まったルイ・レテリエと「クローサー」のコリー・ユン。

フランク・マーティンは、高額な報酬と引き換えにどんな依頼でも正確に運ぶプロフェッショナルの運び屋。契約後は変更も再交渉にも一切応じない。新しい依頼は50kg未満の黒いバッグ。だがどうも中身が気になったフランクは中身を開けてしまうとそこには手足を縛られた女性が。運び終えた先で更に依頼を頼まれるが、それは彼を消す為のものだった。怒りのフランクは容赦ない制裁。自分のアジトに帰るが、後部座席には運んできた女性が逃げ潜んでいた。フランクに復讐の手と警察の捜査網が迫ってくる。

イギリス人の主役に、台湾人のヒロイン。アメリカ人の悪役に、主役を助けるフランス人の警部。監督は「ジャンヌ・ダルク」のサード助監督をしていたベッソンの弟子と、香港でアクション映画を数多く手掛けてきた人物。言語は英語と世界を射程距離にしているサスペンス・アクション。カー・アクションは「TAXi」並みの凄さ。それにしてもベッソンはアジアの女優好きね。次は韓国かな?


カテゴリー: アメリカ | ヨーロッパ | 映画レビュー

2003年2月1日 by p-movie.com