サイン

ある日、男と家族の前に現れた〈兆候〉 ★★★☆☆
[02/米]1h47 9月21日より日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系にてロードショー

製作]フランク・マーシャル、サム・マーサー、M.ナイト・シャマラン
監督:M.ナイト・シャマラン
脚本:M.ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン ホアキン・フェニックス ローリー・カルキン アビゲイル・ブレスリン M.ナイト・シャマラン
配給:ブエナビスタインターナショナル(ジャパン)
宣伝:メイジャー

[シャラマン・ワールド全開:Signs 全米公開2002年8月2日]
「シックス・センス」「アンブレイカブル」のM.ナイト・シャマラン監督最新作は、ミステリーサークルを主題にした超常現象スリラー。主演はブルース・ウィリスからメル・ギブソンへ、ほか「グラディエータ」のホアキン・フェニックス、マコーレと「危険な遊び」で共演していたローリー・カルキン、「キッド」のアビゲイル・ブレスリン、「エリン・ブロコビッチ」、そして今回は、かなり重要な役でシャマランがまたもや登場する。

グラハム・ヘスは信仰心篤き牧師であったが、ある日突然に最愛の妻を事故で亡くしてしまい、彼は神に対し大いなる疑念を抱き始め、牧師を辞めて農夫となる。元プロ野球選手の弟と 2人の子供たちとの穏やかな日々──だがその平穏は、突然に打ち破られる。農場のとうもろこし畑に忽然と現れた、巨大なミステリーサークル。どう考えても人為的に作られたものではない。果たしてこの“サイン”は何を意味するのか?そして、なぜ彼の農場に出現したのか?その答えを知ろうとした瞬間、グラハムは恐るべき真実への扉を開けてしまったのだ。

相変わらず秘密主義でひたむきに隠したがるシャマランの希望により、大雑把にしか紹介ができないけど。まず引っかかるのが、何故今更ミステリーサークルなの?と言う疑問。多分皆さんがすでにオチを想像していると思いますが、前2作に比べたらあっけにとられるようなオチは待っていません。でも分かっていながら、かなり恐怖と笑いが楽しめる作品です。それは、オチの前に登場する数々のエピソード(兆候)が不気味だから。特にメディアを使った(兆候)がよく出来ています。登場人物が少なく、低予算で撮れそうな作品ではあるけど、やっぱりM.ナイト・シャマラン監督作品と冠がつかないとヒットしない作品なんです。

オフィシャルサイト: http://www.movies.co.jp/sign/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2002年9月20日 by p-movie.com