バンディッツ

俺たちゃ紳士な”お泊まり強盗” ★★★★☆
[01/米] 2h04 12月29日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にてお正月ロードショー

[監督]バリー・レビンソン
[脚本]ハーレイ・ペイトン
[出演]ブルース・ウィリス ビリー・ボブ・ソートン ケイト・ブランシェット
[配給]20世紀フォックス映画
[宣伝]20世紀フォックス映画

[痛快犯罪劇:BANDITS]
「ギャング・オブ・ニューヨーク」の公開が延期になり、突如正月公開に決まった「アルマゲドン」で共演経験のあるブルース・ウィリス&ビリー・ボブ・ソートンのクライム・ムービー!。完壁なコンビの前に突然現れる運命の女には、「耳に残るは君の歌声」のケイト・ブランシェット。監督は「レインマン」「スリーパーズ」のバリー・レビンソン。

思考より行動が先走るジョーと、自分は悪い病気ではないかと思い込んでいる変わりもののテリーが知り合ったのはオレゴン州立刑務所。二人はまったく正反対のタイプだったが、奇妙な友情を感じて一緒に脱獄する。メキシコでの新生活を夢見て、ジョーの従兄弟のハーヴィを加えて銀行強盗ツアーが始まった。リスクが少なく安全な方法として、銀行を襲う前夜に変装して支店長の家に押し入り、一緒に夕食を食べ、その家で就寝。翌朝に行員が出社する前に支店長のキーと暗証番号を使って、まんまと大金を強奪した。この犯行は、お泊り強盗として全米のメディアで取り上げられ、注目の的になる。ある日、強盗を終えて逃亡中のテリーは車が故障し、停めようとしたケイトの車に挽かれる。アジトまで運転させられたケイトは、平凡な夫婦生活に飽き飽きしていて仲間に加わる。ケイトは時にはジョーと時にはテリーとベットを共にする。だが奇妙な”三角関係”は、やがてジョーとテリーのコンビのバランスを大きく揺るがしていった。

「明日に向かって撃て!」の疾走感と「スティング」を彷彿させる犯罪珍道中ムービー。お泊り強盗をしに行く時の二人がズラを付けてる変装には大笑い。ケイトを奪い合うトライアングル・ラブになる中盤に話がダレるけど、実はそこ迄演出になっているのには驚いた。お泊り強盗で一緒に食事をする時に登場する子役は、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘たちです。

オフィシャルサイト:http://www.foxjapan.com/movies/bandits/index.html


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2001年12月31日 by p-movie.com