ブルークラッシュ

史上最強サーファーガール ★★★☆☆
[02/米]1h44 6月21日よりシネクイント、7月5日よりシネマサンシャインほか全国順次ロードショー

[製作]ブライアン・グレイザー
[監督]ジョン・ストックウェル
[脚本]ジョン・ストックウェル
[出演]ケイト・ボスワース ミシェル・ロドリゲス サノー・レイク マシュー・デイヴィス
[配給]ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ
[宣伝]ギャガGシネマ×オフィス・エイト

[ビッグウェーブ・ムービー:BLUE CRUSH 全米公開2002年8月8日]
サーフィンにかける女の子たちの青春を描いたビッグウェーブ・ムービー。出演は「タイタンズを忘れない」のケイト・ボスワース、「バイオハザード」のミシェル・ロドリゲス、プロ・サーファーのサノー・レイク、「ビロウ」のマシュー・デイヴィス、「スパイダー」のミカ・ブーレム。監督は 80年代に俳優、「ロック・スター」で脚本を担当していたジョン・ストックウェル。

ハワイのオアフ島ノースショアで開催されるサーフィン大会に挑むアンは、親友のエデンとレナに、高校生の妹ペニーと4人で海辺の小さな家に共同生活をしている。3人は高級ホテルの掃除をし、生計をたてているが生活は楽ではない。でも、大きな波がくればすぐ海に駆けつける毎日を彼女たちは楽しんでいる。3人は観光客にサーフィンをコーチするバイトを始め、アンはプロ・フットボールのスター選手マットと恋に落ちた。世界一の危険といわれるパイプ・ライン・マスターズが近づいてきた。アンの特訓が始まる。だが、以前に海中で岩に衝突した事故が忘れられず、トラウマになり大きな波に尻ごみしてしまうアン。果たして、結果は?

IMAX映画「エクストリーム」や「007/ダイ・アナザー・デイ」のオープニングシーンを手掛けたドン・キングによる撮影は、ダイナミックで臨場感溢れるパイプ・ラインはまさに自分も体験しているようなヴァーチャル感覚。青春スポ根の部分も、ストレートに描いたところが逆に新鮮。全米公開から1年寝かせたが、夏に合わせて映画会社気合いの1本。夏を最高潮に盛り上げる。

オフィシャルサイト: http://www.gaga.ne.jp/bluecrush/

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カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2003年6月23日 by p-movie.com

恋愛寫眞

死んだはずの彼女から手紙が届いた ★★★☆☆
[03/日]1h51 6月14日よりほか全国松竹・東急系にてロードショー

[監督]堤幸彦
[脚本]緒川薫
[出演]松田龍平 広末涼子 小池栄子 ドミニク・マーカス
[配給]松竹株式会社
[宣伝]松竹(株)映像宣伝部

東京とNYを舞台に、一つの恋愛を通して、成長していく青年の姿を描いた物語。出演は「ナイン・ソウルズ」「八月のかりゆし」の松田龍平、「秘密」「WASABI」の広末涼子、「サムライガール21」の小池栄子、「イレイザー」「ラウンダーズ」の ドミニク・マーカス。監督はTVシリーズ「金田一少年の事件簿」「ケイゾク」「トリック」の映画化や「溺れる魚」「CHINESE DINNER」の堤幸彦。

大学の写真部にいる瀬川誠人は、ミステリアスでエキセントリックな里中清流(しずる)とキャンパス内で偶然知りあい一緒に暮らし始めた。カメラマンを目指す誠人に影響を受け、写真を始める清流。そして雑誌に写真を応募すると、新人賞を受賞したのは清流だった。この事がきっかけで別れてしまう2人。それから3年後、カメラマンとしては自立したものの理想とギャップに悩んでいた誠人。そこへ清流から手紙が届く。NYのギャラリーで個展を開くので来て欲しいと書いてあった。それからしばらくして、大学時代の友人から清流がNYで、随分前に死んだと聞かされる。誠人は、真相を確かめに NYへ向かった。

9・11のテロ勃発により、一度は無期延期になりかけた作品。TVドラマでは独特の映像表現をしてくる堤監督だが、今回はそれをせずキャラクターを重視した演出で攻めてくる。ラブストーリー→サスペンス→ファンタジーへの構成もなかなか。だが、我慢できずに笑いに手を出しハズシたり、サスペンスのオチが2時間ドラマよりも酷かったりとマイナス面も目立つ。ラストの山下達郎の 2000トンの雨で、上手く収められた感はあり。これは、「グッド・ラック」効果大、製作もTBSだし。

オフィシャルサイト: http://www.c-o-o-l.jp/

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カテゴリー: 日本 | 映画レビュー

2003年6月16日 by p-movie.com

マトリックス リローデッド

新たな秘密が明らかになる ★★★★☆
[02/米]2h18 6月7日丸の内ルーブル&プラゼールほか全国松竹・東急系にてロードショー

[製作]ジョエル・シルバー
[監督]アンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟
[脚本]アンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟
[出演]キアヌ・リーヴス キャリー=アン・モス ロレンス・フィッシュバーン ヒューゴ・ウィービング ジャダ・ピンケット・スミス モニカ・ベルッチ コリン・チャウ ランダル・ダグ・キム
[配給]ワーナーブラザース
[宣伝]レオ・エンタープライズ

[パワー・アップ第2弾:MATRIX RELOADED 全米公開2003年5月15日]
あの戦いから4年(映画の設定は半年後)。再び新たな秘密が明らかになる。今回からの登場は「アリ」のジャダ・ピンケット・スミス、「アンダー・サスピション」のモニカ・ベルッチ、「恋するシャンソン」のランバート・ウィルソン、「D&D/完全黙秘」のコリン・チャウ、「アンナと王様」のランダル・ダグ・キム。

22世紀の終り、人々は機械に支配されマトリックスと呼ばれるコンピュータの生み出す世界で暮らしている。そしてマトリックスを逃れた反乱者が結集する最後の地下都市ザイオンを救出し、ザイオンの住人を解放する為に、再び救世主ネオ達が、立ち上がる。キーメーカーと呼ばれる謎の人物が、救出のカギと知ると、マトリックスに捕らわれているキーメーカーを誘拐する。

1作目に比べると驚くような映像仕掛けは無いが、ハイウェイを建設してまで挑んだ14分に及ぶチェイスや、スミスがコピー機能を取得しての増殖など引き込まれるシーンは多い。相変らず物語は、この世の因果関係や神に関する宗教に哲学と理解しずらく前半が長い(地下都市ザイオンは、まるで「マッドマックス サンダードーム」)。ネオは人間なのに、モーフィアスを超えて超人に。ワーナーの新作ラインナップから「スーパーマン」のニュー・ヴァージョンが消えたのは、この作品を見たワーナーの上役がもう作らなくていいと思ったのかも。ハイウェイでのチェイスを担当したアクション監督のデヴィッド・エリスのインタビューを間もなく掲載。お楽しみに

オフィシャルサイト: http://whatisthematrix.warnerbros.com/

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カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2003年6月9日 by p-movie.com

ジャンダラ

タイ文学最高傑作を映画化 ★★★★☆
[01/泰]1h53 5月31日よりテアトル新宿にて官能のロードショー

[製作総指揮]ピーター・チャン
[原作]ウッサナ・フェレンサン
[監督]ノンスィー・ニミブット
[脚色]ノンスィー・ニミブット
[出演]クリスティ・チョン スウィニット・バンジャワット サンティスック・プロムシリ
[配給]ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ
[宣伝]メディアボックス

[タイ官能文芸大作:JAN DARA 晩嬢 タイ公開2001年9月28日 【R-18】]
タイで社会現象を巻き起こし、実現不可能をと思われた官能文芸大作を「ナンナーク」のノンスィー・ニミブット監督が映画化。製作総指揮は「君さえいれば」「ラヴソング」のピーター・チャン。出演は「ジェネックス・コップ2」のクリスティ・チョン、「快盗ブラック★タイガー」のスウィニット・バンジャワット、「ムアンとリット」のサンティスック・プロムシリ。

1930年代のバンコク。ジャンダラの出産で最愛の妻を亡くした父のクルンワンは、妻の命を奪ったジャンダラを使用人以下の扱いをしていく。クルンワンは、周りの女たちを絶対的な権力で押さえ人目もはばからずハーレムを作り出す。それはジャンダラの心に深く記憶されていく。15歳のジャンダラは、使用人の計らいではじめて異性の身体を知る。そして、屋敷にやって来た継母クンビーの妖艶な美しさに次第にのめり込んでしまう。やがて彼は自らが最も嫌悪する父親に近づいていく。そして彼の出生には、非常に衝撃的な事件が隠されていた。

当時の文化や風俗を忠実に再現した妖艶な作品。今までのタイ映画の中でも、最も過激な作品だが、日本では完全版での上映。主演女優はタイでは引き受ける女優が見つからず、ピーター・チャンがクリスティにオファーした。しかし、この作品からタイでも脱げる女優が増え、この映画が火付け役になっている。だが、監督はこの作品を撮るにあたってかなり悩み、自ら演劇学校に通ったとか。

オフィシャルサイト: http://www.gaga.ne.jp/jandara/

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カテゴリー: アジア | 映画レビュー

2003年5月30日 by p-movie.com

アバウト・シュミット

黄昏のジャック・ニコルソン ★★★★☆
[02/米]2h05 5月24日よりみゆき座ほか全国東宝洋画系にて全国ロードショー

[製作]ハリー・ギテス マイケル・ベスマン
[原作]ルイス・ビグレー(メディアファクトリー刊)
[監督]アレクサンダー・ペイン
[脚本]アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー
[出演]ジャック・ニコルソン キャシー・ベイツ ダーモット・マルロニー
[共同配給]ギャガ・ヒューマックス
[宣伝]ムービーアイ・エンタテインメント

[全ての人々に贈る深い感動のストーリー:ABOUT SCHMIDT]本年度アカデミー賞主演男優賞に「カッコーの巣の上で」「恋愛小説家」のジャック・ニコルソンと、助演女優賞に「ミザリー」「タイタニック」のキャシー・ベイツがノミネートされた、感動のヒューマン・ドラマ。監督は「ハイスクール白書優等生ギャルに気をつけろ」のアレクサンダー・ペイン。

アメリカ中西部に暮らすウォーレン・シュミットは、66歳になり定年退職したばかり。妻の希望で購入したキャンピングカーで朝食を取ると予定はもうない。だが、突然42年間連れ添った妻が急死してしまう。葬儀のために戻って来た一人娘は、救い難いバカの婚約者を連れて来る。葬儀が終わると強烈な寂しさがシュミットを襲う。そしてシュミットは、娘の結婚式を阻止しようとキャンピングカーで旅に出かけた。

定年退職、妻との永遠の別れ、娘の結婚と人生三大転機を迎えて、初めて深い孤独に気づくウォーレン・シュミットを演じるジャック・ニコルソンの演技が素晴らしい。そして、花婿の母親を演じるキャシー・ベイツの体当たり演技には驚愕。監督の前作はビデオのみで、公開されなかった作品だけどお勧めです。

オフィシャルサイト: http://www.about-s.jp/

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カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2003年5月26日 by p-movie.com