恋愛適齢期

なぜ、年齢が恥かしいの? ★★★★☆
[03/米]2h08 3月27日より丸の内ルーブルほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー

[製作]ブルース・A・ブロック ナンシー・メイヤーズ
[監督]ナンシー・メイヤーズ
[脚本]ナンシー・メイヤーズ
[出演]ジャック・ニコルソン ダイアン・キートン キアヌ・リーブス アマンダ・ピート
[配給]ワーナー・ブラザース
[宣伝]レオ・エンタープライズ

[Something's gotta give 全米公開2003年12月12日]

「ハート・オブ・ウーマン」の女流監督ナンシー・メイヤーズが、女性で初めて2本目の全米No.1作品を獲得した快挙作品。出演は「N.Y.式ハッピー・セラピー」のジャック・ニコルソン、「フォルテ」のダイアン・キートン、「陽だまりのグラウンド」のキアヌ・リーブス、「隣のヒットマン」のアマンダ・ピート、「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。

ハリー・サンボーンは、音楽業界の大立者として権勢をふるう63歳の独身富豪。彼がつきあう女性は、決まって30歳以下の、人も羨む美女ばかり。そんなハリーが、新しい恋人マリンとともに、二人だけのロマンチックな週末を過ごそうと、彼女の母親の別荘へやって来た。そうとは知らずに、妹のゾーイと連れ立って週末の別荘を訪れたマリンの母親エリカ・バリーは、突然あられもない姿で現われた‘娘のボーイフレンド’に思わず絶句! そして、さらに持ち上がる厄介な騒動。ハリーが急な心臓発作に倒れ、大騒ぎで病院に運ばれたあげく、エリカの別荘でしばらく療養生活を送ることになってしまったのだ。彼の担当医となったジュリアン・マーサーは、病院で出会った瞬間からエリカにすっかり魅せられていた。突然、二人に迫られたエリカの恋の行方は…。

三角関係のラヴコメというと、嫉妬からの妙な張り合いやドタバタになりがちだが、こちらは上品な大人の鑑賞作品。なんと言ってもダイアン・キートンがチャーミング。チャットでニコルソンとやり取りしたり、涙が止まらないほどの慟哭シーンなど素晴らしい。キアヌのドクター役は、どうなんだろう?

オフィシャルサイト:http://www.warnerbros.co.jp/somethingsgottagive/


カテゴリー: アメリカ | 映画レビュー

2004年3月29日 by p-movie.com